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2016.03.22

【TRIGGERセミナー報告】論文の根拠をどのように臨床に活かすべきか?

3月21日にサロンにて専門家のためのセミナーを行いました。
 



テーマは

マニュアルセラピーを輝かせるための英語論文の読み方
〜エビデンスを臨床に結び付けるきっかけをつかむ〜

 



講師に須賀康平先生(山形済生病院 理学療法士)をお招きしました。
 
 
 


 
以下、教えていたことと私見をごく簡単にまとめてみました。
 
 
 
エビデンスというのは「根拠」という意味です。
 
なので「エビデンスに基づいた治療」というのは
 
我々、理学療法士や施術家が行っているリハビリや施術にあてはめると
 
「その方法で良くなるという根拠があるから、その方法で治療する」
 
となります。
 
しかし、その捉え方だけだと
 
根拠が無い場合、「根拠がないからその方法では治療をしない」
 
ということになってしまいます。
 
 
 


 
ですが、臨床での経験から
 
根拠は証明されていなくても、効果がある方法を知っています。





患者さんが持っている障害は一人一人違いますし
 
なぜ痛いのか?動けないのか?
 
一人一人の体を個別に検査する必要があります。
 
そして個別に介入するほど効果があります。
 
 
 
 
 
「根拠がないからやってはダメ」
 
となると出来ることが無くなってしまいます。
 
 
 
 


我々臨床家の仕事は「患者さんを良くすること」です。
 
根拠があるからいい
 
無いからダメ
 
という「根拠」の捉え方ではなく
 
我々臨床家が論文を読んで患者さんをよくするためには
 
どのように論文を探して
 
どのようなところに着目してに読んで
 
どのように「根拠」を活用するといいのか?
 
そんなことを教えていただきました。
 
 
 


実技も(笑)







 
論文には種類によって根拠のレベルが「高い」ものと「低い」ものがあります。
 
では、高ければ良くて、低いとダメなのか?



 
そうではないようです。





 
根拠の高い種類の論文では、どうしても個別性が低くなります。
 
一方で、根拠の低いとされる種類の論文では個別性が高くなります。
 
なら根拠のレベルは低いけれど、個別性の高い症例報告だけ読んでればいいのか?
 
それも違いますね。





 
患者さんとの会話の中では
 
「どうすれば良くなりますか?」
 
「どれくらいでよくなりますか?」
 
なんてことがよくあります。
 
 
 


 
ここで根拠の高い論文を引用することが出来れば
 
〇〇さんの場合は、軽い膝の変形でまだ若いです。

だから、どんな運動でもいいので3ヶ月くらい続けてやれば、痛みが8割くらいは無くなる可能性が高いと言われていますよ。
(あくまでもわかりやすい例としてあげていることをご了承ください。)

ただ、〇〇さんのような膝の場合は、経験上、関節を動かしたりするリハビリも個別に一緒に受けられたほうがいいと思います。
 



とか




 
残念ながら、いまのところどれくらいで治るかの根拠はないので正確なことをいえません。

ただ、経験上、筋膜の治療をすると3回くらいで、階段は登れるようになっている方が比較的多いですね。

あくまでも経験上のことなので、やってみないとわからないのが現状ですね。

どうしますか?筋膜調整やってみますか?
 
とか説明出来ますよね。




 
エビデンス(根拠)は臨床をどのように展開していくのか土台になりますね!
 
 
 

 
臨床家である自分が何を目的に論文を読むのか。
 
今読んでいる文献の知識は治療においてどのように活用するべきなのか?
 
どんな場面で活用出来るのか?するべきなのか?
 
そんな方向性を確認出来ました!
 
 
 

 
 
自分がやっていることを客観視して
 
この期間でここまでの効果なら出せる!という根拠のもと介入しているのか?
 
根拠は無いけれでも効果が高いことを経験上知っているからやっているのか?
 
臨床家にとっては大切なことかと思います。
 
 
 
 



 
全世界から論文は英語で集まっていて
 
日本人の優秀な研究者の海外雑誌へ投稿
 
より多くの論文からチョイスするにはやはり英語で読めないとですね。
 
 
 



 
そして英語論文を読むにあたってのポイントも教えてもらい、実際に読む練習もしました。




 
よく出てくる決まり文句とか。
 
単語による主張の程度とか。
 
英語論文の検索の仕方なども。

今後も注目して読んでみたいと思います。
 
 
 


 

 
参加して下さいました、理学療法士の先生方
 
お疲れ様でした!






 
是非、論文から得た知識を積極的に臨床に結びつけていきましょう!!!
 
 
 







 
早速ですが、私、英語論文読んでいます(笑)




 
根拠のレベルが高い論文でした。
 
それによると・・・




 
3ヶ月以上続く腰痛を患っている人に
(神経徴候がない、画像で変形がない、保険金請求の最中、手術の既往がないなどの腰痛の人は除いています)
 
筋膜マニピュレーション(筋膜リリースの1種)で筋膜への治療をすると
 
筋膜マニピュレーションの治療をしていない人と比べて
 
腰の痛みや機能などが即時的にも中期的にも改善したそうです。
 
 
 
 

これを臨床と結びつけるならば



 
慢性的な腰痛に悩んでいる方で
 
「レントゲンは綺麗だと言れた」とか
 
「しびれもないし手術もしたことが無い」
 
交通事故や労災での保険金請求の最中でも無い

でもずっと腰痛に悩んでいる・・・。
 



そんな患者さんであれば

お話を伺っている段階で
 
『筋膜マニピュレーション(筋膜リリース)を行えば良くしてあげられるかも!!!』
 
そう思うことが出来ますね!

治療の方向性が生まれます。
 
 
 
 
どれくらいでよくなりますか?という質問にも
 
『〇〇さんの場合は、〇〇(条件)にあてはまるので
 
この治療を週に2回、4週間やれば改善する可能性が高いです。
 
しかも、効果も持続すると思います。』
 
と根拠を持って言えますね。
 
 
 
 
 
これからも痛みに困っている方のために!

積極的に英語論文からエビデンスを蓄積して

自分が行っている筋膜調整(筋膜マニピュレーションなど)という徒手による治療手技に結びつけ

今までの施術経験との相乗効果で

知識と技術をもっと深めていきたいと思います!









 

【TRIGGERセミナーお申込み方法】

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ご興味のある方は「Private Physio Salon Trigger」ページへ「いいね!」を押して頂いた後に、ページ宛てに「シークレットページ承認希望」の旨、メッセージをお送り下さい。確認後、承認させていだきます。
よろしくお願い致します。

代表 半田

 



 

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