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2018.05.10

筋膜がゆがむと内臓の調子が悪くなる理由

筋膜調整セラピスト,理学療法士の半田です。



TRIGGERをご利用いただいている方のなかには,

「内臓の不調もある」とおっしゃる方が多くいます。



たとえば,背中の痛い方。

「関係ないかもしれませんが,胃の調子も悪いんですよ・・・」

こう訴える方が多くいらっしゃいます。



 

実はこれ。

めちゃくちゃ関係があるんです。




最近の筋膜の研究の進歩で,

筋膜のゆがみと内臓の不調には関係がある ことがわかってきました。



今回は,なぜ筋膜がゆがむと内臓の不調も起こるのか?

筋膜のゆがみ と 内臓の不調 の関係についてご紹介します。



この関係性を知ると,

  • なぜ、あなたのからだの痛みがなかなか治らず,すぐに戻ってきてしまうのか?
  • なぜ、検査では「異常なし」「原因不明」とされた内臓の不調がなかなか治らないのか?
がわかり,解決への糸口になるかもしれません。



 

なぜなら,私が行う筋膜調整によって,

からだの痛みと同時に,内臓の不調からも解放されてきた方々が多くいらっしゃるからです。



治療をしてもすぐにからだの痛みが戻ってしまう方。

慢性的な「胃の痛み」「気持ち悪さ」や「あげっぽい感覚」


「お腹の張り」「下痢」「便秘」「止まらない咳」「のどのつまり感」

「耳管閉塞症,開放症」「めまい」「むくみ」「生理痛」「生理前症候群」「不妊症」などなど。



内臓の不調にお悩みの方は是非お読み下さい!

 

 




 

【内臓の不調の原因は,内臓にはない】


内臓の調子が悪いとき,まず何かの病気かな?と思ったりしませんか?

内臓が何か悪いんじゃないか?と。

それで内科を受診したけれど,

「特に異常は無いですね〜」

「ストレスかもしれませんね」

特に異常がみつからないという場合も少なくありません。



実は,内臓の病気じゃないか?と思うような症状がでていたとしても,

筋膜のゆがみが原因で起きているだけの症状 ということがかなり多いんです。



筋膜のゆがみのせいで,


あたかも 「内臓が病気をしている」かのように振る舞っている

だけの場合があるんです。


 

この場合,内臓自体には異常がなありません。

なので,精密検査をしても「異常なし」と言われてしまいます。

また,内臓自体には異常がないので,薬を飲んでも症状がおさまりません。

原因となっている筋膜を整えていくと内臓の不調はおさまっていきます。

 







 

【筋膜がゆがむと内臓の不調がおこる】


では,なぜ筋膜がゆがむと内臓の不調が引き起こされるのでしょうか?

筋膜には,筋肉をおおっている「筋膜」の他に,


内臓をおおっている「内部筋膜」というものがあります。


内臓をおおう「内部筋膜」には,「神経節」というセンサー が埋め込まれています。





 

このセンサーが,内臓の働きを調整しています。


 

食べ物を飲み込むときを考えてみましょう。

食べ物が食道を通るとき,食べ物のかたまりによって食道が広げられます。


このとき,食道をおおっている内部筋膜のセンサーが「伸ばされた!」という情報を受け取ります。

すると,食道の収縮がおこり,食べ物を胃の方に送りだします。

このように,内部筋膜に埋め込まれているセンサーが刺激をうけると,内臓は自動的に働き出します。


つまり,この センサーの働きが悪くなると,内臓の動きは悪くなる んです。

先ほどもいったとおり,このセンサーは内部筋膜のなかに埋め込まれています。

内部筋膜にゆがみがなければ,センサーは正しく情報をうけとることができます。


一方で,内部筋膜がゆがんでいるとセンサーは正しく情報を受け取ることができません。

結果として,内臓の働きが悪くなってしまうんです。

つまり,この 「内部筋膜」がゆがむと内臓の不調が引き起こされる のです。









【内臓をおおっている筋膜がゆがむ理由】


では,どんなときに内臓をおおっている「内部筋膜」はゆがんでしまうんでしょうか?

大きくわけて,2つの理由があります。

内臓自体が炎症をおこした場合と,筋肉をおおう筋膜がゆがんだ場合です。



 

1.内臓が炎症をおこす

内臓が病気や感染などによって炎症をおこすと,内臓が腫れたり,肥大します。

すると,内臓をおおっている内部筋膜も伸ばされ緊張した状態になります。

これによって,内部筋膜がゆがみます。




2.筋肉をおおう筋膜がゆがむ

「内部筋膜」と「筋肉をおおう筋膜」はつながっています。

この「つながっている」というところがポイントです。

つながっているので,筋肉をおおう筋膜がゆがむと,内部筋膜も一緒にゆがんでしまいます。









【筋肉をおおう筋膜を整えると,内部筋膜のゆがみがとれる】


以上のように

「内部筋膜」と「筋肉をおおう筋膜」は「つながっている」

という事実がとても大切です。



たとえば,上記1.のように内臓そのものの問題で内部筋膜がゆがむと,そのゆがみのバランスをとるために,筋肉をおおっている筋膜もゆがみます。

バランスをとるためにゆがんでしまった筋肉をおおっている筋膜は,薬などを服用して,内臓の炎症が治ったとしても,ゆがんだままのことがあります。

骨折の治療がイメージしやすいので,例にしてみます。

骨折をするとギプス固定をして,時間が経つと折れた骨がくっつきます。これで骨折は治りました。


しかし,ギプス固定をしていたときに,関節のまわりの組織が硬くなってしまったりします。骨折をしたときの後遺症ともいえます。

それと同じで,内臓自体の炎症は治っても,そのときの後遺症として筋肉をおおっている筋膜がゆがんでいることがあるんです。


この筋肉をおおっている筋膜のゆがみが,関節や筋肉の痛みやコリ感になったりします。

また,上記2.のように,内部筋膜を再度ゆがめてしまう原因にもなります。すると悪循環もおこるわけです。



このようにして,筋肉をおおっている筋膜がゆがむと,内臓をおおっている内部筋膜もゆがみ,内部筋膜に埋め込まれているセンサーである神経節の働きが悪くなります。

すると,内臓の動きが悪くなり,内臓の不調が起こるのです。

逆をいえば,筋肉をおおっている筋膜を整えると,内部筋膜のゆがみも整い,センサーの機能が改善し,内臓の不調が良くなるのです。









【内臓の不調の治し方】


先にお伝えしてきたとおり,筋肉をおおっている筋膜を整えると内臓の不調は改善していきます。

なので,当サロン「TRIGGER」では筋肉をおおっている筋膜を整えて内臓の不調を改善していきます。

では,どこの筋膜を整えればいいのでしょうか?

そこで大切になる考え方があります。

それは,人間の身体を「橋(はし)」のように考えることです。




 

内臓がはいっているお腹や肋骨(ろっこつ)の下の空間のことを体腔(たいくう)といいます。

体腔のうえをおおっている腹筋などの筋膜を,橋のうえにかかっているケーブルと考えます。

このケーブルがゆがむと,その下にある内臓をおおう内部筋膜もゆがみ,内臓の不調がおこります。

では,このケーブルがゆがむのはどういうときでしょうか?



 

大きく4つの要因があります。

  このケーブル自体に欠陥がある

  このケーブルを,陸の方からひっぱり支えている別のケーブルに欠陥がある

  ひっぱり支えているケーブルを,陸につなぎとめている固定装置に欠陥がある

  支柱にある2つのケーブルをつなぐ装置に欠陥がある

 



この4つを実際の身体にあてはめてみます。

  腹筋などの筋膜にゆがみがある

  腕や脚の筋膜にゆがみがある
 
  手首や足首の筋膜にゆがみがある

  肩・肩甲骨・股関節の筋膜にゆがみがある



 

上記の4つの欠陥のどれもが,橋のうえにかかっているワイヤーの緊張をゆがめてしまうのです。

つまり,全身の筋肉をおおっている筋膜をしらべて,ゆがみを見つけ出し,そのゆがみを取っていく。

これが,内臓の不調の治し方になります。



筋肉をおおう筋膜と内臓の不調には以上のような関係があるので,脚の筋膜しか整えていないのに便秘が治ったりすることもあるのです。



実際には,写真のように筋膜をさわって,筋膜の動きが悪いところを探していきます。

 



 

動きが悪い筋膜をみつけたら,そこを整えます。

症状がある場所に,必ずしも動きが悪い筋膜はがみつかるとは限りません。

先にもお伝えしたとおり,全身でバランスをとっているためです。

むしろ,何も症状を感じていない場所にみつかることの方が圧倒的に多いんです。

からだって不思議ですね。









【すぐに戻ってきてしまう痛みは,内部筋膜からの影響を疑え!】


「治療を受けたあとすぐはいいんだけど,すぐに痛みが戻ってしまう」
 

「治療をつづけているけど,なかなか改善しない」


 

からだの痛みを治療していると,こういうことはよくあります。

実は,こういう痛みこそ内部筋膜からの影響を疑うべきなんです。

先にもお伝えしたとおり,内臓をおおっている筋膜がゆがむと,筋肉をおおっている筋膜もゆがみます。

筋肉をおおっている筋膜がゆがむと,関節の痛みや,筋のコリ感,痛みがおこります。

内臓の病気がなおっても,筋肉をおおっている筋膜のゆがみはそのままです。

こういう場合,関節や筋の治療だけしていも症状は一進一退。

筋トレをしても,姿勢を治しても一進一退。

昔の内部筋膜のゆがみの影響を考え,それに関係する筋肉の筋膜のゆがみを見極めて整えて行く必要があります。

結果として,すぐに戻ってきてしまう痛みも改善していく場合があります。









【スポーツ選手の痛みにも,内臓の不調は考慮すべき】


これらのことは,スポーツ選手の痛みの治療においても例外ではありません。

長引く痛みに悩んでいるスポーツ選手は多くいます。

からだの使い方など,悪い動きをみつけて,それを修正していく。もちろん大切なことです。

しかし,繰り返す痛みの原因が,内部筋膜のゆがみからきている場合も実は少なくないのです。

スポーツ選手のケアにあたる専門家にとって,内臓との関係性も考慮してケアにあたることは,からだの使い方をみることと同様に,もはや必須事項といわざるをえないでしょう。






 

 

【こどもが「痛い」といったら,内部筋膜の影響も疑う】


こども「なのに」頭痛がある。

こども「なのに」肩こりがある。

こども「なのに」手や足のしびれを訴えている。

これはもはや普通ではありません。



「ゲームをしているときや,本を読んでいるときの姿勢が悪いから」

と,決めつけてしまう親御さんも多いです。

しかし,私は直接それが原因になるとはあまり考えていません。



こども「なのに」という症状こそ,内臓をおおっている筋膜の影響のことが多いんです。

お子様に 小児喘息 はありませんでしたか?

中耳炎 を繰り返し,耳鼻科通いをしていませんでしたか?

下痢 便秘 などの不調や,すぐにお腹が痛くなったりしていませんか?

今,お子様が訴えている痛みやしびれは,それらの病気がきっけになっていることが実に多いんです!







 

当サロン「TRIGGER」では,「有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)」という足の痛みに悩む,多くの小・中・高校生の筋膜調整を行っています。

その結果,この足の痛みが,中耳炎だったり,小児喘息だったり,下痢や便秘に関係していることが多いということが施術結果からわかってきました。



お子様は自分の判断だけでは,病院にも治療院にもいけません。

「ほんとうに痛いの?」「姿勢が悪いからでしょ!」


など,疑ったり決めつけたりするまえに,適切な治療へのみちびきをしてあげて欲しいと思います。







 

【内臓の病気自体は筋膜では治せない】


最後に,誤解のないようにお伝えしなければいけないことがあります。

筋膜を整えて内臓の不調を改善する筋膜調整は,決して,

内臓の「病気」自体を治すものではない

ということです。

内臓の病気は医師の指示のもと,適切な処置を受けて治療を継続してください。

しかし,筋膜のケアを受けることは,内臓の機能を最大限いい状態に保ったり,内臓の病気の影響でている痛みのケアにはなりますので,医師の治療と併用しておこなうことをおすすめしています。

 

 





内臓の不調と筋膜の関係をご理解いただけたでしょうか?

精密検査をしたけど,内臓に問題はないと言われている方

薬を飲んでも,内臓の不調が落ち着かない方

施術をうけているけど,なかなか改善せずに痛みを繰り返している方

以上のような方は,内臓をおおっている内部筋膜のゆがみが影響しているかもしれません。

昔に内臓の調子がわるいことがあった。

今も内臓の不調を感じている。

そういう方は,筋膜調整を受けていただくことを強く推奨いたします。


 

筋膜と内臓の不調の関係については「臨床スポーツ医学」という雑誌のなかでも,私(TRIGGER 半田)が執筆しております。
 
今回は,その内容を一般の方によりわかりやすく一部お伝えしました。
 
専門家の方は「臨床スポーツ医学」の方も是非チェックしてみてください!




当サロン「TRIGGER」では,内臓の不調に対する筋膜調整を積極的におこなっています。

お心当たりのある方

まわりでそのようなことで困っている人を知っている方

是非,一度ご相談ください。


お問い合わせ・ご予約はこちら




みなさまのお身体が回復されるきっかけになることを祈っております。

 

 

TRIGGER代表
筋膜調整セラピスト,理学療法士

半田 学(はんだ まなぶ)




 


専門家の方へ

筋骨格系の疼痛に対して,内部機能障害との関連から評価・介入することは必要な知識と技術になります。

TRIGGERアプローチセミナーでは,筋骨格系の機能障害に対して,内部機能障害の観点からも筋膜への介入方法をお伝えしております。
 
症状が戻ってきてしまうクライアント様へ施術において,お役にたてるかもしれません。


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みなさまのご参加お待ちしております。


 


 

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