筋膜調整とは?

「今までの痛みは何だったの!?」その驚くような施術結果と科学的な裏付けが認められ,アメリカやイタリア,ドイツなど,世界の医師も学んでいる画期的な筋膜治療があります。

世界40カ国以上で技術研修が行われている,今,世界で最も注目されているイタリア発祥の筋膜治療。それが「Fascial Manipulation®(筋膜マニピュレーション)」です。

筋膜マニピュレーションをイタリアと日本で習得した私たちが,筋膜を調整し続け,のべ10,000人以上の改善結果を毎回もれなく記録し続けたものをまとめ,独自に発展させた施術,それがTRIGGERの「筋膜調整」です。

筋膜調整のあとは,からだが劇的に変わります。
例えば,立ちっぱなし,座りっぱなしの状況でも,腰痛や頭痛,しびれなどが気にならなくなります。目の前の作業に集中して取り組めるようになるので,仕事や勉強の効率が劇的に向上します。

なぜ,筋膜を調整するとからだが劇的に変わるのでしょうか?

簡単にご説明します。

筋膜というのは,筋肉をつつんでいる「膜」のことです。
筋膜は層になって重なっています。3枚の下敷きを重ねたものをイメージしてください。
実際には,この下敷き1枚1枚が「膜」です。

筋膜調整とは01

それぞれの下敷きのあいだに,油を塗ります。
すると,この3枚に重ねた下敷きは,お互い引っかかることなく,スルスルとスムーズに滑ります。塗った油が潤滑油の役割をしているからです。「お互いがスムーズに滑る」これが,良い筋膜の状態です。

今度は,下敷きのあいだに,水のりを塗ってみましょう。
ベトベトしてしまい,滑りません。これが,悪い筋膜の状態です。

筋膜調整とは03

この筋膜(1枚の下敷き)には,痛みを感じとるセンサーがたくさん入っています。なんと,その数は筋肉にあるセンサーの10倍!つまり,筋膜は痛みの原因になります。

筋膜の滑りがよければ,痛みを感じ取るセンサーは反応しないので,痛みはでません。一方で,筋膜が滑らなくなると,摩擦でセンサーが反応してしまい,痛みがでます。

筋膜からでるこの痛み。実は,からだで感じる多くの痛みやしびれの原因になっているということが,近年の研究で明らかになってきました。

筋膜調整を受けたあと,からだの痛みやしびれが無くなる人が続出するのは,滑らなくなってしまった筋膜がまた滑るようになったからなのです。

痛みやしびれが無くなるだけではありません。
ふらつかずに歩けるようになったり,手や脚に力が入るようになり驚かれる人も多くいます。筋膜が滑るようになると,感覚のセンサーである「固有感覚受容器」や,筋肉を収縮させるためのセンサーである「筋紡錘」までも正常に働くようになるからです。

では,どのようにすれば,筋膜はまた滑る状態になるのでしょうか?

その鍵になるのが「ヒアルロン酸」という物質です。
先程説明した,筋膜のあいだの「油」や「水のり」。
実際のからだのなかでは,それらが「ヒアルロン酸」です。

ヒアルロン酸がサラサラしていれば筋膜は滑りますが,ベトベトしていれば滑ることができません。

ヒアルロン酸は,40℃以上の熱が加わるとサラサラに変わる性質を持っているので,マッサージのようなやり方で摩擦熱を与えていきます。

筋膜調整とは05

熱が加わったヒアルロン酸はサラサラに変わり,筋膜が再び滑るようになり,長年苦しんでいた痛みやしびれから開放されていくのです。

滑りの悪い筋膜を見つけて,マッサージのような方法で熱を発生させて,再び滑るようにする。その結果,痛みやしびれから開放される。

これが,TRIGGERの「筋膜調整」です。